旬の新鮮な食材を生で食べることの意義

旬の新鮮な食材を生で食べることの意義

日本ではお刺身をはじめとして、動物性の食材でも生で食べることはごく当たり前ですね。

世界的にみれば生食の文化は文化同士の価値観が最もぶつかり合うものと言われます。

例えばイカやタコを生で食べるというの地中海沿岸域を除いてはあまり一般的ではありません。

タコは悪魔の生まれ変わりと言った考えをするヨーロッパ地域もあるくらいですし、また一般に魚介類を生で食べるのは日本人がもっと多いでしょう。

4つ足の動物を食べるのが一般的になってきたのは、日本では明治期以降ですが、それでも一般庶民がおいそれと口にできるモンド絵はありませんでした。

ましてや生肉を食べるというのはごく最近のことです。牛肉や豚肉、鶏肉は細菌やウイルスのリスクがありますから、一部の厳格に管理されたもの以外は生食はお勧めできませんが、野菜や魚は大いに生で食べたいところです。

食材を生で食べることのメリットは、栄養素を壊すことなく摂取できるということです。

ビタミンAは脂溶性ですから、油を上手に利用して加熱することで効率よく摂取できますが、ビタミンCは熱に弱いですし、何といっても酵素は熱に弱いため、できるだけ生で食べるようにしたいのです。

もちろん、何でも生で食べられるわけではありませんし、ほうれん草のようなアクの強い野菜はゆでてから冷水に浸すなどしてあく抜きしてからでなければ食べられません。

生で食べられるサラダほうれん草とういうものがありますが、これは水耕栽培されたもので、土で育てられたほうれん草と比較すると栄養素も異なります。

ですから、生で食べられるものはできるだけ生で食べるようにしながらも、食事はおいしく楽しくという側面も大事ですから、適度に加熱した料理も織り交ぜながら工夫したいものです。

たとえば、今時分の6月であれば、旬の食材でおすすめなのは野菜ならば、きゅうりやピーマン、新玉ねぎ、キャベツなどですが、どれも生で食べられますね。

魚ならばアジ、イワシ、カツオ、メバルがおすすめですし、どれもお刺身で大変おいしいものばかりです。

毎日毎日これらの食材を生でというのも飽きるものですから、サッと火を通した料理もおすすめですが、できるだけ生で食べるようにしたいものです。

こうした旬の食材を生で食べることで、健康にとても有益な酵素の摂取ができるのです。

酵素を摂取することで、腸内環境が良好に保たれ、美肌効果、ストレス解消、免疫力の向上などたいへん素晴らしい効果が期待できるのです。

腸内環境が悪化すると、便秘や肌荒れと言った目に見える悪影響だけでなく、免疫力低下によりさまざまな病気を引き起こす原因ともなりますし、自律神経やホルモンバランスの乱れにもつながります。

また、酵素が不足することで、体内の各部の機能がベストの状態をキープできないことにもなりかねません。

ファストフードやコンビニエンスストアの惣菜類ばかりであったり、外食中心の食生活ではどうしても酵素不足となりやすいので注意しましょう。

食材の持つ栄養や機能をしっかりと理解して、食材に対する目利きができるようになりましょう。

食生活の基本はこうした食材選びができる知識を持って自分で食材を選んで調理することです。

前回の記事でも、旬の野菜を食べることをおすすめしましたが、旬の新鮮な食材にはいのちを健やかに活かしきる知恵とパワーが詰まっているといってもいいのです。

自分の足で真っ当な食材を選んで自分の手で心を込めて調理して、自然の恵みに感謝しながら食事をいただく、これこそが健康にイキイキと生きるための基本中の基本と言えましょう。

2017年5月22日|

カテゴリー:健康と食事